2009年10月24日

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願い事1つだけ
なんでも叶えてくれるとしたら
何を願うでしょう

叶えてもらえる数を
増やす様にと願うのならば
その願いは一体どれだけあれば足りるのでしょう
1個は余りに少なすぎるでしょうか
100個では多すぎるのでしょうか

何を願えば叶ったと思えるのでしょう
人類すべての幸せを願ったとして
それが叶ったと実感できるのでしょうか
それぞれの幸せはそれぞれに異なり
時に相容れない状態かもしれません

身近な事を願うとしたら
何から願えば満たされるのでしょう
お金でしょうか
地位でしょうか
名誉でしょうか
快楽でしょうか
能力でしょうか
きっと満たされぬまま
100個に増やした願いでさえも
使い切ってしまいそう

大切な人を失った人のただ1つの願い
その生命を取り戻してとの願いが叶っても
次の日のお互いの生命は不確定
蘇った人より先に
願った人が先に生命を落としてしまえば
残された人のそこからの日々は
とてもとても
重い想いを背負ってしまいそう

破滅的な事や
超越的な力や
存在の証明を願っても叶えられるなら
それは願いと呼べるのでしょうか
他者がいて自己がある
そう答えは出ているのに
気付かされる事が叶えられる事だと知る
その孤独をどう受け止めればいいのでしょう

幸せを願うためには
何が幸せかを自身で描けなければ
幸せを願えないのです

願い事1つだけ
1つの中に無限を描き
無限を1つに収束させる
その願いはどの様なものでしょう
あまりにも曖昧で
あまりにも稚拙で
それでも思い浮かぶのは
願い事が必ず実現する保証を願う事

願い事1つだけ
この願いは当人だけの秘密の願い

(20:00)

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